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宇宙技術で命を救う!iPhone衛星通信機能の使い方

宇宙技術で命を救う!iPhone衛星通信機能の使い方

「山で遭難したら、携帯が圏外で誰にも助けを呼べない…」そんな不安を感じたこと、ありませんか?でも大丈夫。実は今、あなたのiPhoneには宇宙から命を守る技術が搭載されているんです。この記事では、iPhone衛星通信の使い方をわかりやすく解説します。読み終える頃には「え、こんなに簡単だったの?」とスッキリ理解できますよ。!

目次

「圏外」でも諦めないで!iPhoneが宇宙と繋がる時代

「圏外」という文字、見るだけでドキッとしますよね?

でも、iPhone 14以降のモデルをお持ちなら、その不安から解放される日が来ています。なんと、携帯電話の電波が届かない山奥や海上でも、空に浮かぶ人工衛星と直接通信して、110番や119番に緊急連絡できるんです。

これまで衛星電話といえば、大きなアンテナを持った特殊な機器が必要でした。まるで映画に出てくるスパイの装備みたいな、あのゴツイやつです。ところが今は、毎日ポケットに入れている普通のスマートフォンがその役割を果たしてくれます。

この仕組みを支えているのが、地上から約1,400km上空を飛んでいる24機の人工衛星。時速約26,000kmという猛スピードで地球の周りを回りながら、あなたからのSOSを待ち構えています。

出典:Emergency SOS via satellite made possible by $450M Apple investment(Apple Newsroom)

使う前に!たった3つの事前準備

「いざという時」は、突然やってきます。だからこそ、山や海に出かける前に、ちょっとした準備をしておきましょう。難しいことは何もありません。

1. iPhoneとiOSのバージョンを確認しよう

まず、お手持ちのiPhoneが対応しているかチェック。iPhone 14・15・16シリーズなら対応しています。

次に大切なのがiOSのバージョン。「衛星経由の緊急SOS」を使うにはiOS 17.6以降、家族にメッセージを送る「衛星経由のメッセージ」を使うにはiOS 18以降が必要です。「設定」→「一般」→「情報」で確認できますよ。

2. メディカルIDを登録しておこう

ヘルスケアアプリで「メディカルID」を設定しましょう。名前、年齢、血液型、アレルギー、持病、飲んでいる薬などを入力しておくと、SOSを送る際に自動的にこの情報が一緒に送られます。

救助隊が到着したとき、「この人はどんな薬を飲んでいるんだろう?」と迷わずに済むんです。たった5分の作業が、命を救う情報になります。

3. 緊急連絡先を設定しておこう

家族や親しい友人を「緊急連絡先」に登録しておくと、SOSを送った瞬間に、その人たちにも自動で通知が届きます。「今どこにいるか」「どんな状況か」まで共有されるので、家族も安心できますね。

出典:iPhoneで衛星経由の緊急SOSを使う(Apple サポート)

実際の操作はびっくりするほど簡単

では、実際に「圏外で困った!」となったとき、どうすればいいのか見ていきましょう。パニックになりそうな状況でも大丈夫なように、iPhoneは本当にシンプルな操作で助けを呼べる設計になっています。

ステップ1:まずは普通に電話してみる

圏外の表示が出ていても、まずは110番・119番に電話してみてください。自分のキャリアが圏外でも、他の会社の電波を借りて通話できることがあるからです。

ステップ2:衛星通信モードへ切り替え

電話が繋がらなければ、画面に「衛星経由の緊急テキスト」という緑色のボタンが出てきます。これをタップするだけ。

ステップ3:空が見える場所へ移動する

衛星と通信するには、空が開けている場所が必要です。深い谷底や木が生い茂った森の中では難しいので、できるだけ開けた場所へ移動しましょう。

ステップ4:質問に答えて、iPhoneを空に向ける

「どんな緊急事態ですか?」「怪我人はいますか?」といった質問が画面に出るので、選択肢をタップするだけ。キーボードで長い文章を打つ必要はありません。

その後、画面に矢印が出るので、その方向にiPhoneを向けてください。衛星をキャッチできると、あなたの位置情報と状況がすべて自動で送信されます。

通信環境が良ければ約15〜30秒で完了。空さえ見えていれば、希望は必ず繋がります。

出典:iPhoneで衛星経由の緊急SOSを使う(Apple サポート)

本当に助かった!衛星SOSが命を救った実例

「本当にそんな機能が役に立つの?」と思いますよね。でも、この技術はすでに世界中で命を救っています。日本での実例も含めて、いくつかご紹介しますね。

日本・剱岳での雪崩遭難(2026年2月)

2026年2月、富山県の剱岳で3人の登山パーティが雪崩に巻き込まれました。1人が雪に埋まり、残された2人は必死に救助を呼ぼうとしましたが、もちろん携帯は圏外。

そこで、iPhoneの「衛星経由の緊急SOS」を使ったところ、見事に富山県警との通信に成功。現在地の標高(約2,630m)まで正確に伝わったことで、救助ヘリが迅速に出動できました。

この事例のポイントは、高度情報も一緒に送られること。山では「尾根の上にいるのか、谷底なのか」で救助の難易度が全く違います。GPS座標だけでなく標高もわかることが、救助を大きく加速させたんです。

出典:剱岳の雪崩事故、iPhoneの”衛星SOS”で救助要請に成功(ITmedia NEWS)

ハワイ・マウイ島の山火事(2023年8月)

2023年8月、ハワイのマウイ島で大規模な山火事が発生。ある家族は車で避難中に炎に囲まれ、道路上で立ち往生してしまいました。周囲の通信基地局も焼け落ち、携帯電話は完全に使えない状態。

そんな中、iPhoneの衛星SOSを使って救助を要請。「周囲がすべて火事です」というメッセージを送り、消防との双方向のやり取りが実現しました。「動かないでそこにいてください」という指示を受け取れたことで、パニックによる無謀な行動を防ぎ、約34分後に家族全員が無事救出されています。

出典:Family Escapes Maui Fires Using Apple’s Emergency SOS(Gizmodo)

アラスカの極寒の夜(2022年12月)

2022年12月、アラスカの荒野でスノーモービルが故障。深夜2時、気温はマイナス数十度という過酷な状況でした。

この男性はiPhoneの衛星SOSで位置情報を送信。地元の救助隊がすぐに駆けつけ、重度の凍傷になる前に救出されました。指先がかじかむ極寒の中でも、選択肢をタップするだけの操作で助けを呼べたことが、命を救った決め手でした。

出典:iPhone 14の衛星通信によるSOS、実際に人命救助で活躍(すまほん!!)

緊急時だけじゃない!日常でも使える衛星通信

最初は「命の危機」のためだけの機能でしたが、iOS 18からはもっと身近なシーンでも衛星通信が使えるようになりました。

衛星経由のメッセージ機能

登山中に「予定より遅れてる、でも大丈夫だよ」と家族に連絡したい。そんなとき、圏外でもiMessageやSMSが送れます。絵文字も使えるので、「元気だよ😊」と伝えられますね。

ただし、写真や動画は送れないのでご注意を。でも、「無事だよ」という一言が送れるだけで、待っている家族の安心感は全然違いますよね。

この機能のおかげで、「帰ってこないから警察に通報した」という空振りの騒ぎも減ると期待されています。

「探す」アプリで位置情報を共有

圏外でも「探す」アプリで自分の位置情報を更新できます。家族に「今ここにいるよ」と伝えられるので、万が一の時にも発見が早くなります。

しかも、この位置情報はエンドツーエンドで暗号化されているので、Apple自身もあなたの居場所を知ることはできません。プライバシーもしっかり守られています。

出典:iPhoneの衛星経由のメッセージについて(Apple サポート)

まずはデモで練習してみよう

「いきなり本番で使えるか不安…」という方に朗報です。iPhoneには「デモモード」が用意されていて、実際に緊急通報せずに操作を練習できます。

「設定」→「緊急SOS」→「デモを試す」をタップするだけ。実際の画面の流れや、iPhoneをどの方向に向ければいいかを、安全な場所で確認できます。

山やキャンプに出かける前に、ぜひ一度試してみてください。1回でも経験しておくと、本当の緊急時にも落ち着いて行動できます。

出典:iPhoneで衛星経由の緊急SOSを使う(Apple サポート)

宇宙技術 iPhone衛星通信機能:よくある質問(FAQ)

iPhoneの衛星通信機能は無料で使えますか

はい、iPhone 14以降を購入してアクティベーションしてから2年間は無料で利用できます。その後の料金体系については、現時点ではAppleから公式発表されていません。緊急SOSだけでなく、iOS 18で追加された「衛星経由のメッセージ」も無料期間に含まれます。ただし、SMSとして送信される場合は、契約キャリアのSMS料金が発生する可能性があります。

どんな場所でも衛星通信は使えますか?

空が見えている屋外であれば、多くの場所で使えます。ただし、深い谷底、密林の中、洞窟内など、空への視界が遮られる場所では通信が難しくなります。また、北緯62度を超える高緯度地域では機能しない可能性があるとAppleは説明しています。できるだけ開けた場所に移動することがポイントです。

衛星SOSを送ったら、家族にも連絡がいきますか?

はい。事前に「緊急連絡先」を設定しておけば、SOSを送った瞬間に自動的に家族や友人にも通知されます。相手がiPhoneを使っていれば、あなたの位置情報や救急サービスとのやり取りがリアルタイムで共有されます。Androidの場合は、特定の番号からSMSが届く形式になります。

宇宙技術:空さえ見えれば、希望は繋がる

iPhoneの衛星通信機能は、「宇宙技術」をとてもシンプルな形で私たちの手のひらに届けてくれました。

1,400km上空を飛ぶ人工衛星が、圏外のあなたからのSOSをキャッチし、地上の救助隊に繋いでくれる。映画のような話ですが、これはもう現実なんです。

登山やキャンプに出かけるとき、「圏外になったらどうしよう」という不安、もう抱えなくていいかもしれません。もちろん、紙の地図や予備バッテリーを持っていく安全登山の基本は忘れずに。その上で、「最後の命綱」としてiPhoneの衛星通信を知っておくこと。これが、現代の「宇宙×防災」の第一歩です。

ところで、iPhoneの衛星通信以外にも、私たちの生活を守る宇宙技術はたくさんあります。たとえば、災害時に活躍するスターリンク通信や、毎日使っているスマホのGPSを支える「みちびき」衛星。さらに、停電時に通信機器を動かすポータブル電源まで、宇宙技術は私たちの「もしも」を支えています。

「宇宙なんて自分には関係ない」と思っていませんでしたか?でも実は、あなたの日常は宇宙技術に支えられているんです。もっと詳しく知りたい方は、宇宙技術で命を守る防災アイテム完全ガイドもぜひチェックしてみてくださいね。

空さえ見えれば、希望は繋がる。

あなたのポケットの中で、宇宙技術は今日も静かに、その瞬間を待っています。

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この記事を書いた人

こんにちわ・こんばんわ
ここのサイトは、宇宙を簡単に学べるように立ち上げました。
私もまだまだ宇宙については学んでいる最中ですがこのコンテンツと作成してみんなと共に学んでいければと思います

●田中友尋
ハマ企画:代表取締役社長
◆編集者のプロフィール
ウェブ解析業務全般、経営指針作成、事業計画の立案、コンテンツマーケティングの設計と運営、解析視点によるサイト構築など。25年以上にわたり、官公庁自治体から中小企業まで、数多くのAIとウェブマーケティング支援実績を持つ。

・1965年愛知県小牧市生まれ
・1990年 CBRE(旧 生駒商事)入社、不動産業界へ
・1994年 単独でウェブを学び、ウェブ業を開始
・1999年 ハマ企画 代表取締役に就任
・2000年 ウェブ解析業務を開始

◆株式会社ハマ企画について
【会社概要】
創業:1981年10月
ウェブ業務開始:2001年
所在地:神奈川県横浜市
事業内容:課題解決型ウェブサイト制作・運用、ウェブ戦略コンサルティング、運用型広告コンサルティング、ウェブ解析士セミナー業務
経営理念 「誠実さと思いやりを持って 心をつなぎ 平和な 共創社会を広げます」

強み 横浜で25年以上続くホームページ制作会社として、制作・解析・広告運用・セミナー業務をすべて社内で対応できる体制を構築。中小企業に特化し、企業理念の明確化からユーザー分析、「ユーザーへ届ける」ホームページ制作と運営解析のコンサルティングを一貫して提供しています。

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